チョコレートの効用

チョコレートは健康食品だと言われていますが、その秘められたパワーを紹介します。

・チョコレートと同じ原料の「ココア」は、病原菌を抑えたり、傷を治癒したりする効果が期待できます。ココアは、胃ガンや胃潰瘍と深く関連している「ピロリ菌」や、重度の食中毒として知られている病原性大腸菌「O-157」が増加するのを抑制するなど、細菌感染に効果的です。また、ココアを毎日飲んでいる重症の患者は、傷の治癒が比較的早いことがわかっています。

・多くの人が「チョコレートは太る」という印象があると思います。標準の飼料で育ったラットと、チョコレートを飼料の20%に置き換えたラットを比べてみると、カロリーを同じにした場合、体重の差も肥満も見られませんでした。

・緑茶やウーロン茶には、虫歯を予防する効果のある成分が含まれていますが、カカオ成分には、それ以上に、虫歯菌を抑制する働きがあります。しかも、ラットを使った実験により、虫歯菌に感染した虫歯の進行を抑制することも確認されています。

・脳波や学習の実験から、チョコレートの香りによって、注意、集中、記憶の能力を向上させることがわかりました。また、チョコレートを食べると、陸上競技に行うスタートの反応時間が短くなるそうです。

・チョコレートは、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムといった、ミネラルを豊富に含んだ栄養食品です。特に、バランス良くカルシウムとマグネシウムが含まれていることは、注目をしたい点です。一般に、マグネシウムが不足すると、心臓病の危険性を高めると言われています。